内分泌肥満、それは内分泌に異常があるために肥満になってしまうことが考えられます。

ですからただ食べ物の量を減らしたところで痩せることができないのです。

内分泌肥満とは？
内分泌性肥満とも言われているのですが、これは原因になる疾患がきっとあるはずです。ですから単純にダイエットをしたいと思って食事制限をしたとしてもこれでは効果がないのです。普通に食べ過ぎているから太るとか、運動をしないから太るという形ではないということです。ダイエットに成功したいと思った人は、その疾患を見つけてそれに対する治療を行わなければなかなか痩せないのです。

原因となる疾患は？
原因になりえる疾患は色々とありますが、例えば副腎皮質や甲状腺から出されているホルモンの分泌に異常が出たとき等に起こると言われています。よく知られている病気の名前としてはクッシング症候群が有名ではないでしょうか。これは副腎皮質から分泌されるコルチゾール、つまりステロイドなのですが、これが分泌異常になり過剰に分泌されることによって起きる病気です。コルチゾールは体の中に糖質を蓄積させようとする働きを持っています。ですから太ってしまうのです。インスリノーマという病気も聞いたことはないですか？膵臓にあるランゲルハンス等のベータ細胞、つまりインスリンが分泌される場所ですが、ここに腫瘍ができることによってインスリンの分泌が多くなってしまい、それが原因で太ってしまうという病気です。

疾患が原因の場合は
これらの病気を持っている場合にはダイエットが必要な体型になることには理由があり、その理由は食べ過ぎや運動不足ではないということが考えられます。これらを治療したいと思った場合には適切な治療を受けなければ痩せないのです。正しく治療を受けることがきっと痩せることへの第一歩となると考えられるでしょう。

薬として使用されているものの多くは
大半のこうした太っている症状を緩和させるために使われている薬として有名なものとしては、ゼニカルがあります。ゼニカル、これはオルリスタットという名前で知られているので、こちらを聞いたことがある人もいるかもしれません。太っている症状を改善治療するための薬です。ゼニカルの働きですが、腸の中にあるリパーゼに働きかけますので、腸の中から脂肪が吸収されることを抑えてくれるのです。吸収されずに残った脂肪は大腸に送られます。そして便と一緒に排泄されるという流れです。

とても効果がある薬だが
ゼニカルはとても効果がある薬としても知られているのですが残念なことがあります。それは日本ではまだ処方が許されていないのです。日本で薬に関して許可を出す場所は厚生労働省なのですが、そこがまだ許可を出していないのです。そのために日本では手に入れることができません。医師による処方は無理でも個人輸入で海外から輸入することは可能ですので、そういったルートで入手している人は多いでしょう。インターネットに個人輸入を代行してくれる会社等もありますので、そちらを利用してみるといいでしょう。注意しなければいけないことは偽りのゼニカルが販売されているということです。これはかなり危険ですので注意しましょう。

安全なルートからの利用
ゼニカルを入手する場合には安全と思えるルートからの入手を心がけましょう。注意しなければいけないことは、輸入代理店の中には悪質なサイトもあるということです。ゼニカルだと言って販売していても実際はそれはゼニカルではなかったということもよくあることです。悪徳商法等もあり、痩せたいと思っている人の足元を見て、実際は違う薬なのに、痩せると言って販売しているところもありますので、実際にその薬をその店から購入した人の口コミなども参考にしながら本当に信頼できるのかどうか確かめた上で購入することが望ましいでしょう。もしその店で購入することに不安を感じた場合にはその店での購入は見合わせましょう。万が一いい加減な店でゼニカルでも内薬を購入し、体に害がなければいいのですが、害が出てしまったら取り返しがつきません。

なぜ太っているのか考える
なぜ太っているのか、それは人によっても違いがあります。ここで紹介しているように疾患が原因で太っていることもありますので、その場合には単純に食べ物を減らしたところで痩せるわけではありませんのでよく理解した上でなぜ太っているのか、その原因に働きかけるダイエットをすることを検討しましょう。

ゼニカル等の薬を使えば、内分泌に異常があって太ってしまっている人でも改善することができます。単純にダイエットをすればいいという人以外はこうしたダイエット方法も検討するようにしましょう。